ビワ

ビワ(Eriobotrya japonica

琵琶の達人。気難しい一面もあるが音楽の話をすると機嫌が良くなる。子供にはとてもやさしくビワの実をくれる。

解説

ビワはバラ科ビワ属の植物である。果実のビワは大昔からあったがその名前は形が楽器(がっき)の琵琶(びわ)に似ていることから付けられたものである。バラ科の常緑高木である。原産は中国南西部であり、多くは果樹として栽培され、高さはおよそ10メートルほどになる。葉は濃い緑色で大きく長い楕円形をしており、表面にはつやがあり裏には産毛がある。葉はアミグダリンやクエン酸などを多く含み、乾燥させてビワ茶にする。「大薬王樹」と呼ばれ、民間療薬として親しまれてもいる。