モミノキ

モミノキ(Abies alba

元々サンタを運ぶ役目をしていたが飼主が人間界へ行って働くようになってからは自らクリスマスプレゼントを運ぶようになり顔も飼主に似てしまいヒゲが生えてきた。

解説

モミノキ(ヨーロッパモミ)はヨーロッパ原産のマツ科モミ属の常緑針葉樹である。日本におけるクリスマスツリーに使用されるものは日本自生のモミ(Abies firma)やドイツトウヒ(Picea abies)が多い。クリスマスの時期ツリーを飾る文化の起原は諸説あるが、どれも常緑樹を使い「常緑樹は葉が冬に落ちないため生命力の象徴」とされその強さのシンボルとして利用されている。常緑樹を崇拝する文化はキリスト教が広まる以前からヨーロッパ地方の文化として冬を祝う時からあったのだがクリスマスツリーとしての利用は8世紀にドイツでクリスマスにモミノキを使ったのが始まりとされている。