オオオニバス

オオオニバス(Victoria amazonica

水面をぷかぷか浮いていて、向こう岸まで乗せて運んでくれる。大きく優雅に漂い、綺麗な花を咲かせてくれる。

解説

オオオニバスはスイレン科オオオニバス属のアマゾン川原産の水性植物である。葉の大きさは3m以上にもなり、子供は乗れるくらいの耐久度がある。国内の植物園でも展示があり子供を乗せてくれることもある。1800年代にイギリスに持ち込まれ、当時のヴィクトリア朝の園芸家たちはこぞって栽培し、その美しさを賛美したとされている。また葉の特徴として大きさだけでなく葉の裏には無数の棘をもつ。名の由来は日本でも自生するオニバスよりもさらに大きいオニバス、オオオニバスと名付けられた。