トケイソウ(Passiflora edulis)
顔に時計があり時間を告げてくれる。10時と15時には実をオヤツとしてくれる。
解説
トウケイソウはブラジル、ペルー原産のトケイソウ科トケイソウ属の植物である。花弁の形態を時計の文字盤に見立て、雌雄シベを時針に見立ててトケイソウと和名がついた。また欧米では十字架にかかるキリストを連想し、キリスト受難の花という意味でパッションフラワー(Passion flower)と呼ばれる。英単語 passion には情熱の意味もあるが、この植物の名称での passion は受難の意味であって情熱の意味ではない。トケイソウの中でもクダモノトケイソウはジュースやジャムとして利用があり、独特の酸味があり美味である。