チュウキンレン(Musella lasiocarpa)
拳法の達人で数々の闘いして顔には傷が絶えない。くしくもその形はバナナと読める。チュウキンレンはバナナではないためバナナ呼ばわりすると争いになってしまう。
解説
チュウキンレンは中国雲南省地方原産のバショウ科ムセラ属の植物である。漢字表記は「地湧金蓮」であり、ハスに似ている金色の花が地面から湧き出てる状態を表したことに由来する。黄色の花弁のようなのは実は苞であり本来の花はその間に小さく咲く。葉は暖かいシーズンには展開する。別名はチャイニーズイエローバナナと呼ばれるためバナナと勘違いされやすいがバナナとは近縁であるが属が異なる。食用として葉柄部分を中国では食する。