オヒルギ

オヒルギ(Bruguiera gymnorrhiza

海水浴を好むボタニカルズ。気持ち良さげに海に浸っている。集団をつくりマングローブ化することもある。

解説

オヒルギはヒルギ科オヒルギ属の植物で東アフリカ、オーストラリア、アジアなどに7種がある。マングローブに生える代表的な常緑高木である。マングローブとして呼ばれることもあるが、マングローブは固体名ではなく、オヒルギやメヒルギなどで構成されている海浜性の森林の総称である。萼片が赤く色づき別名はアカバナヒルギとも呼ばれてている。樹皮にはタンニンを多く含み、赤色染料として利用されている。