ネペンテス・ラジャ(Nepenthes rajah)
いつもおなかを空かしている。食事を十分に食べれないと機嫌が悪くなり袋で捕えた獲物を食べる。袋からも声が出せるので腹話術が得意。
解説
ネペンテスは東南アジアを中心にマレーシアやボルネオなどに原生するウツボカズラ科ウツボカズラ属のツル性の食虫植物である。和名はウツボカズラで捕虫袋が矢を入れる靫(うつぼ)に似ていることに由来する。捕虫袋のフタの部分に蜜腺があり虫はそこから分泌する物質に誘われて落ちて、強酸性の消化液によりタンパク質が溶かされ養分が吸収される。ラジャ種はネペンテスの王様と呼ばれ補虫袋がとても大きな品種である。補虫袋は種により付き方や形態が異なり下位袋型、上位袋型、地上袋型がある。